キューバへ注射器(シリンジ)10万本寄付プロジェクト

キューバへ注射器(シリンジ)10万本寄付プロジェクト

キューバは7月に入り、変異株によるパンデミックが発生。1日の感染者数はなんと6,000人超え。リゾート地バラデロを擁するマタンサス州を中心に、医療崩壊を起こしました。そしてこの度、
注射器(シリンジ)10万本寄付プロジェクト
を発足致しました。

でもさ、キューバって医療大国じゃなかったっけ?

そう、キューバは医療先進国。しかし、昨今はアメリカによる「経済制限」で慢性的な物資不足に陥っており、日用品も食べ物も入手困難となっています。そして、この急速なパンデミックで「医療品」までも無くなっているのです。そんな複雑な事情から、筆者含めた「キューバを愛する日本人一同」で何かできないだろうかと考え、今回のプロジェクトを開始しました。

本記事では、キューバの置かれている現状況や、支援プロジェクトの具体的内容を解説していきます。本記事を読み、もしご賛同くださる方がいましたら是非ご協力いただけると嬉しいです。

キューバのコロナ感染者状況(2021/07/20時点)

一度は落ち着いた感染状況ですが、7月に入り一気に感染者数が増加しました。そして現在、1日に6,000人を超える感染者が出ています。キューバは東京都よりも少ない人口ですから、ものすごい感染確率ですよね。(参照: キューバ保健省 https://salud.msp.gob.cu/

コロナ拡大の要因は2つ。1つは他国と同様で、変異株発生によるもの。もう1つは医療品不足によって感染者の治療ができないことにあるとされます。日本でも「ベッド数が足りない」など医療逼迫に関するニュースは時々流れますよね。しかし、現在のキューバはベッドはおろか、点滴すらも打てない状況にあるのです。

医療大国キューバで、なぜ医療品不足?

キューバといえば、人口当たりの「医者の数」が最も多い国で有名です。国民は無料で医療を受けることができ、寿命は78.7歳。これはアメリカよりも高い数値となります。また、このコロナ禍にはなんと国産ワクチンを開発。「アブダラ」と名付けられた3回接種型のワクチンは92.28%の有効性を示します(参照: グランマ紙)。

にも関わらず、キューバはコロナ禍で、国民が治療を受けられないほどの状態になっているのです。これは長期に渡る物資不足が大きな原因。そして、物資不足となる最もたる要因がアメリカからの「経済制限」です。この制限により、キューバは外国との輸出入取引が大部分で制限されています。

自国産の物が少ないキューバが、海外と取引ができない。当然、キューバは物不足に陥ります。そして、外資が入らず国内にお金が回らなくなる→「医療品」も入手ができなくなっているわけです。

医者もいる。ワクチンもある。なのにそれを活用するための医療品がない。
これが今のキューバなのです。

「注射器(シリンジ)10万本寄付プロジェクト」とは

日本とキューバは12,554 km離れています。そんな真反対の地に、筆者ができることはあるのだろうか。SNSで声を上げることもできます。こうやってブログに書くこともできる。けれど「もっと直接、キューバ人の命を助けることがしたい」どんなに考えても、やっぱり気持ちはそこでした。

そして、同じくキューバに所縁があり、キューバを愛する日本人の有志(MakikoさんMisaさんTocoさん)とインスタライブで協議。その結果、注射器(シリンジ)10万本寄付プロジェクトを立ち上げました。

なぜ注射器(シリンジ)なの?

キューバ産ワクチンを開発途上国へ送るなど、医療面で多くの貢献をしてきたキューバ。しかし現在、国内にはワクチンを注入するためのシリンジ自体が全くありません。

※ 国民全員が接種するには2,000万本が必要。それが今、一切入手できないのです。

ワクチンは手元にあるのに、それが使えない。しかし、逆に言えば
「シリンジ」さえあれば『目の前の命』を救うことができるのです。

どうやってシリンジを送るの?

日本からの直接輸送は、アメリカも絡めた政治事情により現段階では難しい状況です。したがって今回、米からキューバへシリンジを送っている医療NGO団体Global Health Partnersを利用することにしました。

ここは過去22年間もキューバへ医療品支援を行なっており、あのボクシング元世界チャンピオン、モハメド・アリ選手が携いたことでも有名です。このGlobal Health Partnersに日本からまとめて寄付金を贈呈し、シリンジを送っていただきます。

どの口座に寄付できるの?

「銀行口座へ直接」もしくは「Paypal」を使って寄付ができます。口座情報は以下となります(※ 口座名義は筆者の本名です)。

Paypalご利用の方

https://www.paypal.com/paypalme/cubaproject?locale.x=ja_JP

【銀行口座への直接入金はこちら】

銀行 東京三菱UFJ銀行
支店 大阪中央
種別 普通
店番 520
口座番号 0232025
口座名義 ツナシマ ナオヤ

目標は10万本!

ところで、シリンジって一体いくらするのでしょうか?寄付金額の目安として、いくらで何本購入できるのか、以下数字の共有をします。

* 3,000円で約840本
* 5,000円で約1,400本
* 10,000円で約2,800本

意外と安くないですか?
あなたが今日、一杯1,000円のラーメンを我慢し寄付したならば、約280人にワクチン接種できるのです。

支援プロジェクトへの想い

取り急ぎの支援をしたところで、キューバを救えるのか?主義や政治、もっと根本的な所を見直すべきなのでは?そういった声も正直いただいております。それでも
『“今“目の前で苦しんでいるキューバ人を救いたい』
熟考した結果、それが僕らにできる唯一の助けであると結論付けました。様々な主張あるとは思いますが、ご賛同される方はぜひご協力いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。