キューバへの行き方は?直行便はあるの?キューバ行き航空券を解説

キューバへの行き方は?直行便はあるの?キューバ行き航空券を解説

日本からキューバの距離はおおよそ12,554 km。地球の裏側同士と言っても過言ではないですよね。そんな遠距離にあるキューバへの行き方、気になる方も多いのではないでしょうか?「そもそも直行便はあるの?」「どこを経由すべきなの?」そして、「キューバまで一体何時間かかるの…?」などなど。航空券比較サイト「スカイスキャナー」で調べても、候補はさまざま。筆者自身、キューバ初渡航の際はすごく不安でした。したがって、本記事ではキューバへの渡航手段に関して、詳しく解説していきます。

日本からキューバへの直行便は?

2021年現在、残念ながらキューバへの直行便はありません。大きな理由は「燃料が保持できない」ため。日本の飛行機は、キューバの手前にあるメキシコまでが最長航路。つまり、メキシコまでの距離が、飛行機が持てる最大燃料となります。また、日本と中南米・カリブ地域はかなりの高低差があり、飛行が難しいという課題もあります。このような懸念点もあり、キューバへの直行便は現在のところ存在しません。

キューバへのお得な航路をすべて紹介!

直行便がないならば、どこかを経由するということになります。日本の世界地図を見ると、キューバは日本の右側。したがって、日本からキューバは右回りで行くのが当然だと思いますよね。実際に、右回りの航路が多いのは事実です。しかし私たちの普段見ている世界地図は、あくまで日本を中心とした地図。なので、実はヨーロッパを経由、つまり左回りの航路でキューバへ行くことも可能なのです。

このように、キューバ渡航にはさまざまな選択肢が用意されています。そこで今回は、日本からキューバへのベストな航路をいくつか紹介していきます。

① 日本→メキシコ→キューバ

日本からキューバへの最もメジャーな航路。メキシコでの乗り継ぎ時間を含め18時間〜21時間の渡航時間で、最速の航路となります。大手航空会社のANAとアエロメヒコ航空が飛んでおり、他航路と比べて便数が多いのも特徴の1つ(※ ANAは日本⇄メキシコのみでメキシコ⇄キューバ便はありません。キューバからはアエロメヒコ航空やクバーナ航空など別会社の飛行機チケットを購入しましょう)。

また、メキシコへはビザなしで入国可能です。なので、たとえばトランジットでメキシコへ入国し、半日〜1日メキシコを観光してからキューバへ行く、なんてことも可能となります。せっかくメキシコを経由するならば、ぜひ本場のタコスを堪能しちゃいましょう!

② 日本→韓国→メキシコ→キューバ

時間はかかりますが、最安の航路となります。筆者は、日程に余裕のある時はこの航路を利用しています。具体的な飛行機代はなんと最安時期で往復9万円代。高くても11万円ほどに抑えられます。しかし、一体なぜここまで安くなるのか。その理由は韓国⇄キューバは日本⇄キューバよりも圧倒的に飛行機の数が多いからです。数が多い分、価格が安くなるというわけなのです。

でも「経由地がこんなに多いと疲れないの?」と思う方もいますよね。筆者の経験としては、むしろ逆です。実際は非常にリラックスした渡航が可能になるのです。というのも、韓国の仁川空港は世界の空港ランキングでトップを飾るほど、ホスピタリティに溢れた空港。お昼寝スペースがあり、シャワー室はなんと無料。さらに凄いのは、ソウル市内への観光ツアーまでも毎日無料で企画されているのです。

ですから、韓国でメキシコ行きの飛行機を半日以上待つ場合には、無料で市内観光もできてしまうのです。なので、筆者はあえて韓国経由にして「より安価に」「より楽しく」キューバ渡航をしています。

③ 日本→カナダ→キューバ

カナダ経由で行く場合の一番の魅力は、機内でツーリストカード(観光ビザ)が手に入ることでしょう。通常、ツーリストカードは大使館で入手しておく必要があります。その際、時間や費用を要しますよね。しかしカナダ経由であれば、カナダからキューバへの機内でツーリストカードが無料で配布されるのです。つまり、航空券にはツーリストカード入手分の金額も含まれているのです。そのため、キューバへ最もラクに行ける方法は、カナダ経由であると言えるかもしれません。

※ カナダはトランジットの場合でもeTA(入国認証)申請を取得していなければなりません。取得までに最大72時間かかりますので、早めの準備をしておきましょう(参照 :https://eta-cavisa.com/transit/index.html

④ 日本→フランス→キューバ

日本から西回りでもキューバへ行けること、知らない方も多いのではないでしょうか。実は、フランスを経由してキューバに渡航することもできるのです。フランス経由の場合、「欠便が少ない」ことがメリットと言えます。たとえばコロナ禍でも、唯一日本からキューバに行ける航路がフランス経由となっています。往復20万円〜25万円と値は張りますが、プラン通りに確実にキューバへ行きたいならば、ベストな経路かと思います。

⑤ 日本→アメリカ→キューバ

地図を見てもわかるように、キューバとアメリカは目と鼻の先にあります。キューバからアメリカのマイアミに泳いだ人がいるほどにです(←日テレ「世界まる見え」情報)。ですから、キューバへ行く際にはぜひアメリカにも立ち寄りたい!という方もいるのではないでしょうか。

よく言われるのが「アメリカとキューバは国交が不安定だから、飛行機飛ばないのでは?」ということ。たしかに不安定ではありますが、実際には飛行機は飛んでいます。ただし、また、「キューバへの渡航目的」を航空カウンターで申告する必要があります。渡航目的は次の13項目から選択。

① 家族の訪問 ② 政府関連公務 ③ ジャーナリズム活動 ④ ​専門的な研究または会合 ⑤ 教育活動または団体での人的交流 ⑥ 宗教活動 ⑦ スポーツおよび公的イベント ⑧ キューバ国民支援 ⑨ 人道的プロジェクト ⑩ 研究 ⑪ 情報資料 ⑫ 認可輸出取引 ⑬ 一時渡航のキューバ国民

どれを選択しても基本的には問題はないのですが、⑧もしくは⑨を選択するのが無難でしょう。多くの日本人観光客も⑧か⑨を選択し、キューバへ渡航しています。

※ アメリカはトランジットの場合でも「ESTA(電子渡航承認システム)」申請を取得していなければなりません。取得までに最大72時間かかりますので、早めの準備をしておきましょう(参照 :https://eta-cavisa.com/transit/index.html

渡航スタイルに合った航空券を選ぼう

今回5つの航路をご紹介しましたが、どれを選ぶかは個人の旅のスタイルによるかと思います。最短距離で行きたいのか、あるいは少しでも安く行きたいのか。せっかくどこか経由するのならば、経由地も観光できる航路がいい、という方もいるでしょう。キューバは日本から遠く離れている分、航路にいろんな選択肢を持たせることができます。ぜひ、ご自身がどのようなキューバ旅をしたいのかを考え、自分に合った航空券を選択しましょう!